

経済学部出身でありながら大学病院の放射線科でX線を学び、(株)ユニハイトでX線ビジネスを立上げた前社長の平嶋が、後にユーセントリック機能として結実することになるアイデアを思いつき、起業を思い立ったのがユニハイトシステムです。つまり技術系創造集団として誕生した会社なのです。2000年のことでした。

ユニハイトシステムの場合、あまた現れては消えていく他のベンチャー企業と決定的に異なった点がありました。世界初ともなった独自のアイデアを大事に温めつつ、それを最先端製品へと孵化させる技術力と粘り強さ、あくなき情熱を持っていたことです。こうして生まれた製品が超大手メーカーに注目され、成長の足がかりをつかんだのです。

X線を利用した産業用装置に携わっているメーカーは国内にもいくつか存在します。しかし専門メーカーとなるとユニハイトシステムだけ。しかも主力とするのは、高い技術力が求められるハイエンドモデルであるため、搭載される機能や性能には世界初のものが少なくありません。産業用X線システムにおけるオンリーワン企業なのです。

技術力・製品力だけで成長してきた会社ではありません。確かに技術や製品は堅固なベースにはなっていますが、むしろ人とのつながり、人へのやさしさを原動力にしてきました。前社長の平嶋がよく口にするのが、「社員ではなく仲間として考え、人間性を大事にしたい」という信念。ユニハイトシステムはそういう人にやさしい集団をめざしています。