もともとは派遣社員としてモバイル系の会社でデバックSEをやっていたのですが、モノを作る仕事に関わりたいということで応募しました。とにかくソフト開発の仕事がしたいという想いに応えてくれそうな会社だと感じました。
希望通りの仕事でした。X線源やカメラなど装置を動かすための制御から画像を取り込み処理するための制御まですべてソフトでおこなうのですが、その頭脳に当たる制御ソフトの作成を任されています。仕様書にもとづき、お客様のニーズや条件を考えながら、ソフトを作っていくわけで、まさにモノづくりに関わる仕事だと思っています。
ハンダ付けの不良を見つけるための検査用ソフトを作った時ですね。ハンダの特性を知った上で撮影ポイントの割り振りやエラーの検出方法、表示法、出力の仕方などを決めていったのですが、大変でした。でも、後でお客様から「思った以上によく見えるね」と言われたことがうれしかったし、その言葉が今でも印象に残っています。
ソフト開発をやっている方にはわかっていただけると思うのですが、ソフトって作り手のセンスが問われる仕事なんですね。同じ目的であっても作り手によってアルゴリズムの組み方が違っていて、その組み方を見れば、作り手の個性がわかってしまう。そういう難しさがあります。逆に言えば、そこが面白くもあるのですが。
全然ギスギスしていなくて、人間関係のとてもいい会社です。社長にはカリスマ性がありますが、近寄りがたい印象は全くなく、話しやすい。しかも、そういった会社でありながら、ことX線に関してはどんな大企業にも負けないくらいの、いやむしろ先を行く技術を持っている。トップランナーであることの誇りを日々感じさせてくれる会社ですね。